WISC-Ⅳを受けることで、何がわかりますか?

WISC-Ⅳでは、4つの指標(※ウェクスラー式知能検査について参照)と10の下位検査の結果から、数値の高いところと低いところの差(いわゆる、凸凹)が大きいと、得意なところと苦手なところの差が大きいとなり、時にはそれが生活をする上で何らかの支障となる場合もあります。

日常生活や学習において何らかの支障が生じている場合には、発達支援や学習指導となる「療育」や「特別支援」へとつなげていきます。また、その子どもの特性を知ることで、苦手な部分をどのようにカバーすれば効率よく学習成果を上げることができるかなどを知ることができます。

更に、得手不得手を知ることで子どもの強みを活かし進路選択の指標にしたり、子どもの自己肯定感を上げていくことも可能になります。